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外国為替証拠金取引の規制について

外国為替証拠金取引はこれまで順調に開設される口座数、取引量ともに増えていったといってよいだろう。しかし、それとともに取引に対するリスクが一般に広く知られるようになり、ついにレバレッジ規制が当局によってかけられるようになった。なぜ当局が外国為替証拠金取引に対して、レバレッジ規制に乗り出したかはわからない。表向きには投資家を取引のリスクから守るためなどいわれているが、それをそのまま受け取る人がいるとは思えない。外国為替証拠金取引のレバレッジ規制は、去年の夏に初めて導入され、その時は最大50倍のレバレッジ規制がかけられることになった。さらに2011年8月より最大レバレッジが25倍となる規制が導入されることになる。この規制によりどういった変化が起こるかはまだ予想できないが、何らかの変化は起こってくるだろうと思われる。人によってはあまり変化は起こらないのではないかという人もいるだろう。去年のレバレッジ50倍の規制ほどのインパクトがないからである。外国為替証拠金取引の規制により、資金の流れが変わる可能性があるといえる。レバレッジが25倍となることで取引量が減る業者も出てくるだろう。業者はこの規制に合わせて提供するサービスを変化することがあるだろうが、取引量が減っていく傾向は続いていくかもしれない。外国為替証拠金取引に規制がかかることにより、株式取引に投資家の目が向く可能性もあるかもしれない。しかし、相場状況が現在あまりよくないため、今後株価全体が上昇していけば、また株式取引にも注目が集まることもあるだろう。 https://www.seaviewoptometric.com/fx/regulation.html外国為替証拠金取引の規制について外国為替証拠金取引について

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